みんながやさしい、みんなにやさしい「ユニバーサル都市・福岡」の考え方を広く市民に伝え、市民のユニバーサルデザイン(UD) への理解・促進を図るために、10 月5日から7日にかけてデザインチャレンジワークショップを実施しました。テーマは「博多のまちを『インフォハブ』にする」です。生活者とデザイナーが一緒に課題の解決方法を考える先進的な手法である「インクルーシブデザイン」を使って、みんながやさしいみんなにやさしい福岡発のデザインにチャレンジしました。プログラムの指導は、世界的に活躍するユニバーサルデザイン専門家のジュリア・カセム氏が行いました。
みんながやさしい、みんなにやさしい「ユニバーサル都市・福岡」の考え方を広く市民に伝え、市民のUD への理解・促進を図るために、2014年9 月5日から6日にかけてデザインワークショップを実施しました。テーマは「新しいユニバーサルサービス」。生活者とデザイナーが一緒に課題の解決方法を考える先進的な手法である「インクルーシブデザイン」を使って、みんながやさしいみんなにやさしい福岡発のデザインにチャレンジしました。具体的に、「博物館と来場者という両者を主体的な行動で結びつけ、相乗効果を生み出す関係作り」ができる仕組みを提案しました。
福岡市の屋台は全国でも屈指のグルメ街として知られています。海外からの観光客も地元の人々も、より屋台を楽しく体験できよう、また、屋台の運営者がより屋台を使いやすいよう、デザインパートナー(屋台大将、海外観光客)と共に福岡発のユニバーサルデザイン屋台を提案しました。例えば、運びやすい、立てやすい屋台、和式屋台などの提案がありました。
みんながやさしい、みんなにやさしい「ユニバーサル都市・福岡」の考え方を広く市民に伝え、市民のUD への理解・促進を図るために、2013年
10 月3日から6日にかけてデザインチャレンジワークショップを実施しました。テーマは「Re・charge FUKUOKA 福岡発、元気のデザイン~福岡の『隠れた逸品』その元気をデザインする~」です。
2015年10月3日-4日飲食店におけるユニバーサルデザインの必要性に注目しました。「食のおもてなし」をテーマに、外国人、デザイナー、飲食業関係者、学生がチームをつくり、飲食店におけるユニバーサルデザインのあり方を探ります。外国人観光客と飲食店の間で生じる課題を解決し、市内の様々な飲食店で展開しやすい、具体的な提案を行いました。例えば、屋台利用者が使う多言語利用案内、屋台運営者が使うサービスマニュアルなどの提案がありました。
Design for SDGs in fukuoka 2017/Global Goals Jam 2017
2017年9月16日、17日に開催したこのワークショップは、研究者、学生、デザイナー、経営者、車椅子ユーザー、障害者支援施設看護スタッフ、視覚障害者と盲導犬、乳児と母親など、合計18名の多様な参加者が集まりました。参加者の国籍は、日本、中国、ニュージーランド、オランダ、タイ、ルーマニアの6カ国、日英両言語が混合したワークショップとなりました。
「2030年における包摂的で持続的なコミュニティを見据え、『モノのインターネット』や『デジタルファブリケーション』といった技術を活用し、新しい仕事の仕組みをどのようにデザインできるか?」
という課題に対して、4チームに分かれ、創造的なデザインコンセプトとプロトタイプを制作しました。
災害を乗り越えるイノベーション
-しなやかでたくましい暮らしの創造に向けて-
2016年-2017年
イノベーションスタジオ福岡は、多様なバックグラウンド、能力をもつ様々な分野の人材や新たな創業や新規事業開発などに意欲のある方々が混ざり合い、ビジネスという切り口で新しい未来を創造していくプロジェクトです。「グローバル創業・雇用創出特区」を獲得した福岡から、「人の生活」を出発点にイノベーションを創出していきます。
イノベーションスタジオ福岡プロジェクト4は、2016年4月の熊本地震を機に,防災・災害支援に注目が集まっているこの背景の中で、災害を乗り越えるイノベーション ‒ しなやかでたくましい暮らしの創造に向 けて —をテーマに掲げました。
全体をワークショップUncover、ワークショップ・Inspire、ワークショップ・Exchange3つに分けてプログラムを設計しています。参加型デザインでは、多数のユーザー(あるいは市民、労働者)の参画を前提に、ユーザーをエンパワーメントし、ユーザーが課題解決の当事者として主体的にプロジェクトに取り組むことを目指します。
上海電機学院の工業デザイン学科2年生34名の学生が参加し、高齢社会に着目し、2030年に向けたユニバーサルデザイン提案を行いました。参加者は、健康、仕事、コミュニティ、趣味、家族、住居の6チームに分かれ、各チームに高齢者のデザインパートナー1名とともに取り組みました。
1週間のワークショップを通して、デザインパートナーのニーズを深く理解して最重要課題を発見し、デザインコンセプトとプロトタイプを制作しました。さらに、プロトタイプを用いてデザイン検証し、最終プレゼンテーションを行いました。学生は、デザインパートナーと協働し、デザインシンキングの手法を学びました。
2009年-現在
ダイバーシティ(Diversity=多様性)の視点にたち、「みんなが一緒に活き活きと暮らせる社会」の実現を目指して、多様な参加者とキャンプを実施しました。日常生活よりも少し不便な環境の中で、誰もが自分にできること、できないことに気づき、サポートし合う体験を通じて、一人ひとりが尊厳を持つ対等な関係だと体感します。そしてなによりも、海や山などの大自然の中で、普段話す機会のない人たちと共に食べて飲んで語り合います。
2009年の第1回目から現在まで、下記のような様々なプログラムを通して、楽しみながら交流を行い、多様な参加者のお互いの理解を図ることができました。